御崎八幡神社〜きよもりばし |
社伝によると、御崎八幡神社は神功皇后の故事ゆかりのこの地に9世紀中ごろの貞観年間(859~876年)に神託を受けて創建されたそうです。859(貞観元)年に宇佐八幡宮で神託を受けた僧・行教が山城国男山の地に石清水八幡宮を祀ったのが翌860(貞観2)年だといわれており、創建時期が近いことから古くより交流が深く、石清水八幡宮公文所の御鍵預かり役に任じられ、毎年行われる石清水八幡宮の春季大祭・秋季大祭にはその鍵を持って京都へ向かい、神事に奉仕していたといわれています。また、神功皇后の馬の話に由来して、和田岬の方々が石清水八幡宮の馬に秣を献上していたそうです。
参考引用掲載 兵庫社寺巡礼
写真 ro-shin