摩利支天(まりしてん)について |
日本における摩利支天の信仰は主として武士や関取の間で盛んになり、護身、評論、勝利など所願成就に「摩利支天法」がいとなまれています。
大阪では平野にある「大念仏寺」に木版画像があります。
摩利支天の姿は明王型と吉祥天のように端麗無比の天女型がありますが大抵は疾走するイノシシの背中に乗り矢や刀を持って三面六臂の姿が多いです。残存は少ないそうです。
陽炎を神格化したもの「マリチ」→「マリシ」天部に入るので「摩利支天」と呼びます。
下の写真は京都南禅寺、門跡 南禅寺の左手にある摩利支天をお祀りする寺院(摩利支天の像があるかは不明)