愛染明王とは、本来人間の愛欲、情欲をそのまま菩提の心に変える力を持つ明王です。
普通三つの目と六つの手を持ち手に手に法器をかざして威嚇しているのですが、左の第二の手には弓、第三の手にはみんなの願い事(所願)の蓮華を持ち頭には五鈷鉤を載せた獅子冠を・・・この写真の愛染明王様は第一の手は金剛鈴と五鈷杵を持っています。
第三の右手にはハスを握っていらっしゃる。顔は怒った忿怒形をしていますが内心は衆生哀れと血の涙を流していらっしゃいます。赤い皮膚はその為です。全身赤の色は愛を現しています。

わかりやすく言えば愛のキューピット、縁結び
原名はラーガと言いラーガの訳が愛染 愛染アイゾメ=逢初め
女性には愛を与えてくださり、良縁を結んで善児を授けてくださいます。愛には寛容な明王様です。
写真上・・・安岡寺(あんこうじ)新西国巡礼客番