この兵庫大仏は最澄の開基、能福寺(新西国第23番)にあります。日本三大大仏の一つとされています。奈良大仏(身丈14.85m)鎌倉大仏(11.5m)兵庫大仏(身丈11m 台座の高さは7m、重さ約60トンで総工費は約5億円。)

初代の大仏は明治24年に豪商南条荘兵衞と言う人が寄贈したブロンズ像でした。
日本が戦争になり、敗戦色濃くなった頃、この大仏さんにも赤紙(召集令状)が来ました。
当時の市民15000人あまりが「大仏さんだけはつぶさないで」と、血判で陳情しましたがその願いもむなしく聞き届かれませんでした。
悲嘆にむせぶ市民に見送られる中、大仏つぁんは「赤だすき」をかけて出征しました。大仏様は武器に変えられたのです。
こんな悲しい歴史を乗り越えて47年後(平成3年)現在の大仏様が再建されました。東大寺と同じ毘盧遮那仏です。鎌倉大仏は阿弥陀如来さまです。