浅香山〜堺〜大鳥神社 その2 |
境王子碑を左折して歩いて行くと方違神社(ほうちがいじんじゃ)に着きます。
方違神社は方災除けの神様として知られています。
「河内・和泉・摂津」三国の境にある、方位のない清なる地とされています。
摂津の国から眺めると南であり、和泉の国から眺めると北になります。つまり、南であって北であるので、南北の方角を相殺しています。
熊野詣での通過地点であったため、熊野詣ででの人々は必ず当神社にも参詣し旅の安全を祈ったといわれます。この三国の境(ちなみに”堺”の地名はこれに由来する)でどこの国にも属さない、また方位のない清地であるという考え方により、悪い方位を祓うという方災除けの神として信仰されています。
写真 ro-shin 一部参考資料より引用掲載
参考資料 方違神社のしおり