保久良神社(ほくらじんじゃ) |
兵庫県神戸市東灘区本山町の保久良山(金鳥山中腹)に鎮座する神社です。
須佐之男命、大国主命、大歳御祖命、椎根津彦命(しいねつひこのみこと)を配祀しています。
「沖の舟人 たよりに思う 灘の一つ火 ありがたや」
は地元に語り継がれています。
境内外には多数の磐座群が見られ古代祭祀の場であったと考えられています。境内外地より石器時代、青銅器時代、弥生時代後期の弥生式土器や石斧、石剣など種々の遺物、特に有名な物として約20cmの銅戈(重要文化財)が出土しています。そのいずれもが儀礼的用途をもつものと考証され、祝部土器、玻璃性勾玉も発見され祭祀は非常に古い時代から行われていたと考えられています。
境内には神生岩や立岩などの岩石があります。
阪急岡本駅から北東へ徒歩で役30分、車は不可。
保久良神社社務所 TEL078-411-5135
参考引用掲載 ひょうご社寺巡礼2 神戸新聞社 編集