岩屋神社 |
別称、岩屋エビス (西摂大観) 六所大明神(古称) 伊和都比売神社(神名帳考證)
御祭神(六座)
伊弉諾命 いざなぎのみこと
伊弉冊命 いざなみのみこと
大日霎命 おおひるめのみこと(天照大神)
月読命 つくよみのみこと
素盞鳴命 すさのをのみこと
蛭子命 ひるこのみこと(恵比須神)
御由緒
成務天皇13年(143年)6月15日勅命により、淡路島岩屋より御遷になり東播の古大社として古くより崇敬篤く、江戸時代に入ると明石城主の産土神として尊ばれ、例年藩主自らが参拝。社領12石5斗を賜わる。
元文2年(1737年)には藩主松平直常の世継、松平直純が11歳になり「鎧始めの儀」の際に当社に参拝。以後、世継の鎧始めの儀の際には当社への参拝が慣例となる。
明治7年2月郷社に列し、同12年7月に県社に昇格。亦当社は式内伊和都比賣神社に比定される。
(『神名帳私考』『神名帳考證』『神社覈録』『金波斜陽』による)
社殿は、明石海峡をへて淡路島に對し、社の東の明石港には淡路との連絡船が発着する。当社の北方300メートルを西国街道が東西に通ずる。
当社付近は古くから大明石村と称し、(慶長播磨國繪圖)市名の起源となった。
参考引用掲載 岩屋神社公式HP
写真 ro-shin