良運院 りょううんいん |
大阪大空襲で堂宇の大半を焼失。昭和四十年代から五十年代にかけて本堂ほか吒枳尼天社(だきにてんしゃ)、大黒天社といった諸堂を再建しました。
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大阪新四十八願所 阿弥陀巡礼
第四十願「見諸佛土(けんしょぶつど)の願」もし我れ仏を得たらんに、国中の菩薩、意(こころ)に随って十方無量厳浄の仏土を見んと欲せば、時に応じて願のごとく、宝樹の中において、みな悉く照見せんこと、なおし明鏡をもって、その面像を観るがごとくならん。もししからずんば、正覚を取らじ。
『大意』私の浄土の菩薩たちが、十方の諸々の浄土を見ようと思えば、宝樹の中にそれを見ること、鏡のように明瞭に見られますように。
和歌
をちこちの ほとけの国も めのまへに
見せてぞすくふ ちかひかしこき
『訳』あちらこちらの仏の国を見たいと思えば、目の当たりに見せて下さることによって(私たちを)救って下さる誓願の、なんと尊いことであろうか。
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大阪新四十八願所 阿弥陀巡礼
写真 ro-shin