源光寺 |
本尊阿弥陀仏像は鎌倉後期の作と推測される立像。加古の沙弥(しゃみ)教信が吉野の勝手明神より感得した霊像と伝わり、天筆如来と号される。海上の竜神をおさめたという伝承もある。秘仏で両彼岸の中日のみ開帳される。大阪府有形文化財に指定されています。
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大阪新四十八願所 阿弥陀巡礼
第二願「不更悪趣(ふきょうあくしゅ)の願」もし我れ仏を得たらんに、国中の人天、寿終の後、また三悪道に更らば、正覚を取らじ。
『大意』私の浄土では命終えた後、再び三悪道の世界に還るなどということがありませんように。
和歌
むかし見し 花のみやこに いたる身は
なにかまよひの 道にかへらん
『訳』昔(夢に)見た極楽浄土たる花のみやこに往生するこの身どうして迷いの道に帰るであろう。
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参考引用掲載 大阪新四十八願所 阿弥陀巡礼
写真 ro-shin