<第19番 籐次寺とうじじ> |
810年〜824年藤原冬嗣公の発願によって創建され、藤原家を治める為に建立されたお寺です。「藤原寺」と号して藤原一門の祈願寺として栄えてきました。慶長初年には加藤清正を大檀主として金堂、諸堂宇、庫裡などの壮大な伽藍が広い寺域に建立されました。その後盛衰を経て、明和元年(1764)九條家の祈願寺として幕末に至りました。明治維新の廃仏棄釈の際生玉十坊の地蔵院と合併して「藤次寺」と改められました。
境内はいつもきれいに整えられ、お参りされる方やくつろぐ方が見受けられます。
お寺の西側はラブホテル街になっています。
参考<摂津国八十八所巡礼>