洛陽六阿弥陀巡拝 <第3番 清水寺 阿弥陀堂> |
奈良時代、宝亀九年(778)大和子島寺の延鎮上人が夢のお告げを受け山城の東山山中に音羽の清滝を発見。長年滝行をしていた行叡居士から霊木を授けられ「観音像を彫刻して祀り寺院を建てよ」と遺命され、居士の旧庵に止住して流行を練り、千手観音像を彫像。
やがて征夷大将軍になった坂上田村麻呂公夫妻の帰依と援助を受けて清水寺を創建。延暦十七年(798)観音の霊験で勝利できた報酬に本堂を整備し、脇士に地蔵菩薩と毘沙門天を安置したと伝えられています。
阿弥陀堂は寛永8〜10年(1631〜33)の再建で、丈六の阿弥陀如来坐像が安置されています。
法然上人が日本最初の常行念仏を修した所で上人像も祀っています。
京都市東山区清水寺山内☎ 075-551-1234番