堺市 歴史の散歩 |
(旧堺燈台)
旧堺燈台は当初の場所に現存する日本で最古の木造洋式燈台。 明治10年に築造され約一世紀の間大阪港を照らし続けましたが、昭和43年廃燈になり昭和47年に国の史跡に指定されています。
ここから26号線を挟んで東側、堅川のそばに、土佐十一烈士切腹(堺事件)の碑が建てられています。
1868年2月大政奉還の混乱した世情の下、当時堺の警護にあたっていた土佐藩士が手続きの不備や言葉の問題で生じた誤解から、無通告で上陸して来たフランス艦デュフレー号の水兵などを殺傷するという事件が起こりました。フランス政府の要求によりこの責任を負った土佐藩士11名が妙国寺(材木町)で切腹しました。その遺体は妙国寺向かいの宝珠院に葬られ土佐十一烈士の墓として昭和13年国の史跡に指定されました。またその後フランス兵の慰霊碑も建立されました。
続きます。