誹謗は制せよ、批判は行なえ |
浅執を破して深教に入るるは、
利益もっとも広し。
もし名利の心をさしはさんで、
浅教を執して深法を破せば、
この尤をまぬがれず。
浅はかな教えであることが分ったら、それを卒業して、もっと深いすぐれた教えを自分の人生観として、生きるべきである。
もし、地位や名誉の損得とか、金銭上の利益不利益を考えて、浅い矛盾をはらんだ思想を奉じて、あのほうが深い真理で道理にあっているとは思いながらも、「あれはつまらぬ教えだ」と非難すれば大きな罪尤を得る・・・と。
引用掲載 弘法大師空海百話 佐伯泉澄著

