【四天王寺】 極楽門の転法輪 |
第二次世界大戦後に松下幸之助氏寄進で再建されてから、極楽に通じる門という意味から現在の名前に改正されました。その門の四ヶ所の柱にコマ状の小さな車輪が付いていて、参詣者はこの門をくぐる時に車輪をまわして通ります。
また転法輪は「仏陀が教えを説いた場所」という意味を表すチャクラ(法輪)を小さくしたものとか。
チャクラは古代インドの戦車の車輪を形どったもので、転法輪という王様が輪宝によって敵を破ったことにたとえ、仏の教えが車輪のように世界へ転じて人々の迷いを打ち砕くことを念じたのが始まりと言われています。門を通る時これをまわすのは「仏の法を教えて下さい」という挨拶代わりといわれています。
参考引用掲載 大阪を歩く
写真 ro-shin