近江湖北 <第6番 大浦 腹帯観音堂> |
●御詠歌
みちたりて なをいのるらん ちちははの
やすきすがたに はるびかんのん
高さ1.6m、腰回りががっちりしていてお腹が少し膨らんでいて、観音様が巻いた腹帯をいただいて妊婦のお腹に巻くと、御体満足に安産ができるところから、全国から申し込みがあります。 元亀元年姉川合戦の時、織田信長の寺院排除の際、八幡宮奥之院の観音寺が焼き払われるとき、信者の手によって寺院境内の蓮池に観音像を投げ入れ難を逃れたと言われています。
その後88年の歳月が流れ、寛永三年、八幡宮の神職が夢でお告げを受け蓮池の底を探し十一面観音像を救い出しました。
滋賀県伊香郡西浅井町大浦 ☎0749-89-1121
参考引用掲載 近江湖北二十七名刹巡礼
写真 ro-shin