●御詠歌●
ごくらくの じょうどのたにの みほとけは
よろづのねがい たすけたまわる


浄土谷大沢一帯には行基菩薩や弘法大師の足跡があり天延年間に恵心僧都が入山して修行中に阿弥陀如来を感得し、その尊容を像に刻み一宇の草庵を結んだのが乗願寺のはじまりです。
洛西観音の本尊は十一面観音で、阿弥陀如来の脇仏として安置されています。
(西山の大仏)
丈六(座高2.7m)の大きな阿弥陀如来(黄金)

悩みのある人、運が良くない人は、仏像を左回りに回り、女性は仏像の右の足を触る。
何もない人は、右回りに回り・・・など説明が書かれてある。
私は左回りに回り、右の足を触った。でも良く考えてみると、向かって右を触ったから間違っていることになる。(男は左、女は右に急所があるからだという)これを読まれた方は、一度行ってみて確かめてください。わたしの記述は不確かです。
でも、仏様に触られるだけでもとてもありがたい気持ちになれました。

民家がわずか七軒という浄土谷の山里にこんなに大きなすばらしい仏様がおられるということに驚かされました。
有名なお寺では見るだけで、写真も撮る事ができないのが当たり前だが、写真も撮らせていただけたのはとても嬉しかった。
長岡京市浄土谷宮ノ谷4 ☎075-957-4148
(弥勒谷十三仏)乗願寺より500mほど竹林の山道を下ると浄土谷の分岐点に十三体の石仏群があります。



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参考資料 らくさい(京都洛西観音霊場案内)
京の隠れ里の観音様 (こころの散歩道を楽しむ会)
光明寺 パンフレット